製品特長
Dyn Pick プロモーション動画
ワコーテックのDyn Pickは、従来のひずみゲージタイプと違い、原理構造が非常にシンプルです。原理が、静電容量方式のため、構成される部品点数も少なく、組立が容易な事から、大量生産も可能です。このことから過去には高価であった力覚センサを低価格で提供しています。
なお、現在スマートフォン、ゲーム機器、自動車の衝突検出に使われています加速度センサと角速度センサ(ジャイロセンサ)は全て静電容量型ですので、ご安心してお使い頂けます。
静電容量の検出原理を持つもうひとつのメリットとして、センサ内部がシンプルな構造なので内部にストッパー機構を設けてあります。従来の力覚センサは高価でありながらも「壊れやすい」という印象がありました。それをワコーテックのDyn Pickは独自のストッパー機構が入っていて、様々な方向からの過負荷に対してセンサの破壊を保護します。産業用ロボットのティーチング中の誤った動作でぶつけてしまっても、センサを保護します。
(ストッパー機構は、万が一のセンサ保護機能ですので、定格荷重範囲内でのご利用をお願いします)
Dyn Pickは、産業用ロボットの先端フランジに取り付けられる事が多く、組立・研磨・バリ取りなど様々な工程に利用されています。また、研究機関や大学にも非常に多く採用されています。使われるユーザー様がどのような環境でもDyn Pickをご利用頂くため、IP65を標準仕様としています。更には、CEマーキング(EMC適合指令 Emission:EN61000-6-4、Immunity:EN610000-6-2共に工業環境規格)に対応する事で、ノイズ対策も施していますので、どのような用途にも適しています。
Dyn Pickのメリットとしてセンサ内部に補正用のマイコンを内蔵しています。センサ内部で補正をおこなっていますので、ユーザー様はセンサへ電源を供給頂ければ、すぐに6軸分のデータを取得できます。
センサ出力はRS422を標準出力としていますが、変換モジュールをお使い頂ければ、USB出力、アナログ出力、Ethernet出力、EtherCAT出力としてもお使い頂けます。