2018年11月9日掲載 日刊工業新聞 モーメント定格強化型6軸力覚センサ記事
2018年11月9日発行の日刊工業新聞社様に記事にしていただきました。
記事内容:file/nikkan20181109typeg.pdf
製品詳細内容:
2018年11月6日
モーメント定格強化型6軸力覚センサを発売開始
株式会社ワコーテック(本社:富山県高岡市、代表取締役 岡田和廣)は、従来の力覚センサの定格モーメントを大幅に強化した6軸力覚センサ(型式:WEF-6A200-20-RCD-B)を開発しました。
本センサは、株式会社ワコーテックが2007年から販売し多くの実績のある静電容量方式を採用し、検出機構部にモーメント向上用部材を配置し、力に対しては柔らかく、モーメントに対しては剛性を高めるようにした、非常に信頼性の高い画期的な製品です。6軸力覚センサは、6方向の力成分(Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mz)を検出するセンサであり、産業用ロボット等のエンドエフェクタの取り付け部に搭載されて組立工程やバリ取り・研磨工程など様々な用途に採用され利用が増加しています。
力覚センサへの要求が増える中、市場ニーズは力・モーメント比率の改善でした。従来の力覚センサでは、力・モーメント比率が50:1(力:200N、モーメント:4Nm)であり、荷重の印加位置がセンサ検出中心から20㎜以内の範囲でなければ、十分な性能を発揮する事が出来ませんでした。例えば、横向き篏合を行う場合に、力が定格荷重以下であっても、モーメントが定格荷重を超えてしまったり、タクトタイムを上げるためロボットが高速移動しようとすると力覚センサのモーメントを超過してしまうケースが多くありました。
そこで弊社ワコーテックは、モーメント剛性を向上し、荷重の印加位置がより遠くとも、十分な性能を発揮するセンサとしてWEF-6A200-20-RCD-Bを開発しました。力の定格荷重200Nに対し、モーメント定格荷重を従来の5倍の20Nmまで向上し、実際に使用されるツール長を100㎜程度までで、横向き篏合や高速移動などが可能となりました。
ロボットは、産業用ロボットを初めとし、サービス・介護・医療ロボットを含めて、現代社会では不可欠な機器として益々需要が高まっております。同時に、社会の様々なニーズに応えるため、より高度な動きができるロボットの開発が求められています。ワコーテックは、このような市場のニーズに応えてゆく製品として、モーメント定格を強化をした6軸力覚センサを開発しました。
サンプル供給体制が整い2018年11月より、産業用ロボット関連企業、研究機関並びに介護/福祉関連企業にサンプル供給を開始し、2019年内には1000台のサンプル供給を予定しております。
インターフェースとしましてはRS422を標準とし、Ethernet、EtherCAT、USB、アナログ出力をオプションとして、販売いたします。
本開発製品の特長
- 従来の力覚センサより、モーメント定格を大幅に向上し、過負荷にならないようにしました。
- 従来品と同じようにストッパー機能を内蔵しています。
- 産業用ロボット業界で実績のある静電容量方式を採用し、高い信頼性を実現しました。
仕様
型式 | WEF-6A200-20-RCD-B | |
---|---|---|
定格荷重 | Fx,Fy,Fz | ±200N |
Mx,My,Mz | ±20Nm | |
使用温度範囲 | 0~50℃(結露なきこと) | |
電源 | 5~24V | |
外径寸法(mm) | φ90 × H32.5 |
主な用途
産業用ロボットの力制御、研磨、バリ取り、重量検知
助力装置(アシスト装置)の入力デバイス
お問い合わせ先
株式会社ワコーテック 東京営業所
担当:里埜、鈴木
〒110-0005 東京都台東区上野3-2-2 アイオス秋葉原905
TEL:03-6803-0271
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